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松川 暉  -  ヴァイオリン ヴァイオリニスト松川暉は、多彩かつ成熟した音楽性とヴィルトゥオーゾ的な卓越した演奏技術を持ち合わせた音楽家として、主にソロ・室内楽において国内外で演奏活動を行う。レパートリーはバロック音楽から20世紀半ばまでに及び、特に忘れ去られた名曲や脚光を浴びることの少ない数々の楽曲の再発掘・浸透に意欲的に取り組む。 4歳でヴァイオリンを始め、田川佐麻里、工藤千博の各氏に師事。11歳で大友直人指揮京都市交響楽団と共演しデビューを果たす。その後2003年第57回全日本学生音楽コンクール小学校の部全国大会第1位および東儀賞・兎束賞他を受賞、2005年第12回日本モーツァルト音楽コンクール第2位、2010年第6回日本ルーマニア音楽コンクール第2位、2011年第3回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第2位、2012年“ルイジ・ツァヌッコーリ”ヴァイオリン国際コンクール(イタリア)優勝など、数々のコンクールで高い評価を得る。また、2009年に米国・ニューヨークのラジオWXQR放送「McGraw Hill若手アーティストショーケース」の出演により海外メディアに初登場を果たしている。文化庁、ロームミュージック財団の支援のもと、東京藝術大学では澤和樹、英国ギルドホール音楽院ではサイモン・フィッシャーの各氏に師事し、同音楽院学部・修士課程を首席で修了。また京都フランス音楽アカデミー、Keshet Eilon国際マスターコース(イスラエル)などを通じて森悠子、シュロモ・ミンツの各氏からも指導を受けた。ソリストとしてこれまでに京都市交響楽団、旧大阪センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、千里フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、中部フィルハーモニー管弦楽団、シュロモ・ミンツ指揮シレジア室内管弦楽団(ポーランド)、英国ケンブリッジ大学オーケストラ、ドナウ交響楽団(ハンガリー)と共演を重ね、イタリアではミラノ・スカラ座アカデミア管弦楽団のコンサートマスターも務めた。NHKラジオ「リサイタル・パッシオ」、琵琶湖ラフォルジュルネ等に出演。

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